市場のプロが教える!宮城の贅沢ほっき飯! ( 2019/02/13 )

 お魚普及協会と仙台市ガス局では、不定期でお料理教室を共催しています。

 2月12日(火曜)にも、仙台市ガス局ショールームでお料理教室を開催しました。

 弊社からも、講師・サポート役として3名がお料理教室に参加しました。

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 本日のメニューは、ほっき飯・えのき茸おろし・寒しじみ汁、の3つです。

 ほっき飯は、ホッキ貝を殻からはずすところからスタートです。
 ほとんどの方が、「ホッキ貝をさばいた事なんて無い!」と悲鳴をあげる中、専用の器具などは使わず、いわゆる“ナイフとフォーク”のナイフを使った殻の外し方をレクチャーします。
 100円ショップでも売っているナイフで、もちろんOK!バターナイフでも殻を外すことは出来ます。
 コツは、ホッキ貝の貝柱がどの辺りにあるのかをイメージしながら、ナイフを動かすこと!貝柱を切ってしまえば、貝は簡単に開きます。ホッキ貝が水管を出し入れする隙間からナイフを差し込み、ぐいっと貝柱を切るように動かします。
 1個目では苦戦しても、2個目からはコツをつかんですんなり殻を外している方が多かったようです。
 取り出したホッキ貝の身を食べやすい大きさに切って、調味料と一緒にサッと煮つけます。煮過ぎると固くなってしまうため、ホッキ貝の身の色が赤くなったら日を止めるのがポイント!
 あとは、煮付けた汁でご飯を炊き、ホッキ貝は炊き上がってから混ぜ込みます。

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 えのき茸おろしは、えのき茸を醤油・酒・みりん・酢で煮詰め、大根おろしにかけて食べる一品。常備菜にもオススメです。

 寒しじみ汁は、お味噌汁ではなく潮汁です。
 「しじみはお味噌汁でしか食べた事ないなぁ」という方が大勢でしたが、今回は塩で味付けをし、味噌は仕上げにほんのちょっと入れるだけ。
 しじみの美味しさがしっかりと味わえる、そんな食べ方です。

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 「ホッキ貝って、どこが食べられるの?食べちゃダメなところは?」「しじみの砂出しはどうしたら上手く出来るの?」「いま食べて美味しい魚はなんですか?」などといった質問も、調理の最中に飛び交います。

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 約1時間ほどの調理時間を経て、出来上がったメニューは皆さん揃って試食して頂きました。
 今がまさに旬真っ盛りのホッキ貝としじみの美味しさを、たっぷり味わって頂く事が出来ました。

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 試食のあとは、しじみの栄養についての解説も!
 疲労回復や二日酔いにしじみは効く、というのはご存知の方も多かったのですが、貧血予防などにもしじみはオススメ!というのは初耳だったようで、「うちの子にさっそく食べさせてみます!貧血気味だから」との声も多数聞かれました。しじみには水溶性のビタミンが含まれているので、スープなどで汁まで飲むのがオススメの食べ方、とのレクチャーも。

 およそ2時間のお料理教室でしたが、参加した皆さんには楽しんで頂けたようです。

 お魚普及協会では、仙台市ガス局と共催して不定期で料理教室を開催しています。ご興味のある方はこちらのサイトをご覧ください。