仙都魚類株式会社

　2025年6月3日(火曜)、仙台市場にナガスクジラの生肉が上場しました！

　商業捕鯨が再開されてから、仙台市場にナガスクジラの生鮮肉が上場されるのは初めてになります。
　ナガスクジラは、体長約20メートル、体重は50～60トンにもなる大型の鯨種で、北西太平洋・オホーツク海での豊富な資源量が確認されたことから、水産庁は昨年、従来のミンククジラ・ニタリクジラ・イワシクジラの3鯨種に、新たな捕獲対象としてナガスクジラを加えました。

　今回は、捕鯨母船関鯨丸がオホーツク海で捕獲したナガスクジラが仙台市場に入荷！
　ナガスクジラは、その大きさと味の良さから「クジラの王様」とも言われています。

　当日、仙台市場では赤肉約800㎏、尾肉約200㎏のナガスクジラが、競りにかけられました。
　今回の入荷量が予想よりやや少なめだったということもあり、ナガスクジラ肉は次々と競り落とされました。

　競りに先駆けて、生鮮肉上場のセレモニーも行われ、集まった皆さんには試食が振る舞われました。
　「他のクジラに比べると臭みがない」「柔らかくておいしい」「食べやすいクジラの味」といった評価をいただき、その人気はまさにクジラの王様！

　用意した試食を食べていただいた方の中には、「ナガスクジラ？初めて食べるよ」という方も多く、「確かにこれは食べやすい！」とのこと。
　刺身で召し上がるのはもちろん、ちょっと手を加えたユッケや串焼き、炙り焼きもオススメの食べ方です。

　鯨肉には、抗疲労効果、認知機能改善、抗酸化作用など、様々な効能が期待されるバレニンと言う栄養素が含まれています。
　これから暑い季節を乗り切るには、これまたもってこいの食材！
　ぜひご家族の皆さんでお召し上がりください！