仙都魚類株式会社


さ ん ま

   さんまはいわしと並ぶ大衆魚。
   お盆過ぎくらいからスーパーの店頭にもお求め安い価格で登場します。
   漢字で「秋刀魚」と書くように、まさに秋が旬!!
   背中が深い青色で、腹側は銀白色に輝く細長い体から刀剣を連想させ、秋に獲れる代表的な魚であることから、「秋刀魚」という字があてられるようになりました。

   サンマは大集団で海の表層近くを、高速で泳ぎます。背側の「青」は鳥が上空から見た時に海と同じ色に見え、腹側の「銀」は海中から見上げた時に水面の色と同じに見えるため、天敵から身を守っているのです。

   脂ののったさんまは、9〜10月に出回る「ずんぐり」型のもの。
   シンプルな塩焼で食べると、そのおいしさが際立ちます。
   また、最近ではお刺身も人気。鮮度保持の技術が向上し、全国的に食べられるようになりました。

■さんまの回遊
   冬に南の海で生まれた小さんまは、黒潮に乗って徐々に北上します。
   4月には犬吠崎から金華山の沖合いを北に向かい、5月には黒潮と親潮が交わる海域に達します。6月は梅雨のためにあまり動きはありませんが、7月になると親潮の中に入り、南部千島の東側にある冷たい海に移動します。
   8月初旬になると、親潮は南に向かって動き始めます。さんまもこの親潮の刺激を受けて南下を始めます。
   8月下旬には最初の魚群が北海道東沖にあらわれ、9月中旬から10月下旬には大型魚が東北海域にあらわれます。

   今はまさしく、さんまが北海道から三陸に移動している時期です。

■さんまの漁法
   現在のさんまの漁法には2通りあります。
   7月10日からお盆前までの刺網漁と7月後半からスタートする棒受け網漁です。(棒受網漁の漁獲量のほうが、刺網漁よりも圧倒的に多いのです。)

   本格的なさんま漁は、小型船の棒受け網漁から始まります。
   船の大きさによって、出漁できる日が決められます。まず5t満の船から始まり、10t未満⇒20t未満⇒40t未満⇒それ以上というようになっています。(これは毎年違いますが、おおよそ5日ごとになります。)船の大きさは20t以上のものが多いようです。

   この棒受け網漁は、魚が光に集まる習性を利用した漁法です。
   さんまは特にこの習性が強く、大群をなして海面の上層を回遊します。
   一度光に集まると、同一方向に旋回運動をして簡単には離れないため、この習性を利用してさんまを棒受網に誘導し、漁獲します。


■さんまの漁獲高・消費
   2006年のさんまの漁獲量は、全国で2,500t弱。
   宮城県は全国第2位の水揚量を誇ります。

   漁港別の水揚量を見ても、女川・気仙沼で全国の約1/4以上が水揚されていることが分かります。

   家計調査年報によると、全国の県庁所在地の都市の中でも、仙台はとくにさんまを食べています。
   なんと全国平均の1.5倍以上!!も食べているんですよ!

■さんまの栄養
   昔から「さんまが出るとあんまが引っ込む」と言われています。夏バテのスタミナ補給として知られていたのですね。
   さんまはタンパク質よりも脂肪が多いという珍しい魚。さんまの脂肪は、季節による変動が大きく、旬には20%を超えます!! が、11〜12月には数%にまで落ちてしまいます。
(この時期にさんまが獲れる地方=和歌山あたりの特産品、さんまのすしは、脂肪分の少ないさんまを原料にしているからこそ、おいしく出来るといわれています。その土地土地で、その時期に獲れる魚を、上手に利用しているという事ですね。)

   さんまはさばやいわしと並ぶ典型的な青魚。
   生活習慣病を予防すると注目される(最近では加令臭対策にも?!)不飽和脂肪酸(DHA・EPA)を豊富に含みます。
   さんま1尾を食べると、DHAを1398r、EPAを844r摂ることが出来ます。
DHAは血中のコレステロールや中性脂肪を減らし、高脂血症を改善したり、脳細胞の働きを活発にして痴呆症を予防する働きもあります。EPAは、血液を固まりにくくして、脳卒中や心臓病を予防するといわれています。
   また、ビタミン類では赤血球を作り出して貧血を防ぐビタミンB12、カルシウムの吸収率を高めるビタミンDが豊富。ミネラルでは鉄、銅、亜鉛などをバランスよく含んでいます。

   さんま「通」には、ハラワタが好まれています。
さんまの内臓は、胃や腸の区別がなく、一本の長い消化器官があるだけです。
   そのためさんまは消化が早く、内臓に排泄物が残っていないのです。
   特有の苦味がありますが、内蔵にはビタミンA、カルシウム、マグネシウムなどの微量元素が豊富に含まれています。

■めきき
こんなさんまを選んでください。
    背が深い青色で、光沢のあるもの。
    目の周りが透明で、赤くなっていないもの。
    全体にハリがあり、よく太っているもの。
    口の先や尾の付け根が黄色くなっているもの(脂ののっている証拠)。

太っているさんまを見分けるには?!
仙都魚類鰍ウんま担当者に聞きました!!

   皆さんはさんまの大きさを見るときに、どうしているでしょうか?
   おそらくさんまの顔が見えるように横にして、大きさを確かめているのではないかと思います。
   でも!!これではさんまの大きさはわかっても、太さは分かりません。
   そこで、さんまの背中を見て下さい!
   背中が上、お腹が下になるように見ると、その幅でさんまが太っているか、痩せているかがわかります!

さんまのレシピ

   担当者に聞きました!!
   北海道のさんまの産地=厚岸や釧路では、こうやってお刺身をたべています。

1.さんまは三枚おろしにして皮を取り、斜めに細く切ります。
2.長ねぎを小口に切り(または粗みじんに切り)、刺身の上にのせます。
3.この上に一味唐辛子を振り、おしょう油をかけていただきます!!

   シンプルなお刺身ですが、わさびで食べるよりもあっさりしていて、
パクパク食べられます。一度お試しを〜♪

               仙都魚類潟激Vピブログでもさんまレシピご紹介しています。

                         おいしい魚屋さん さんまレシピ
                           ・さんまのお刺身
                           ・さんまのぬた
                           ・さんまご飯
                           ・さんまの塩焼 たっぷり緑のおろし添え
                           ・さんまの手まり寿司
                           ・さんまのモチモチつみれ
                           ・さんまのつみれ汁 シンプルver
                           ・さんまのカレーしょう油焼
                           ・浜のさんま刺し.


(作成:仙都魚類滑驩諠Oループ 三島みき)